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◇子育てQ&A

 


幼稚園年長の男の子の母親です。息子は来年の春から小学生になりますが、幼稚園に慣れるまで時間がかかり、
私からなかなか離れることができず、大変でした。
そのため小学校にちゃんと通うことができるかと今から心配なのですが、母親としてどんなことに
気をつけたらよいでしょうか。
 
A1:
お子さんが幼稚園に慣れるまで時間がかかり大変だったとのこと、小学校入学でもそのような状態に
なったらと、ご心配になるお気持ち、お察しいたします。
現在のお子さんの様子はいかがでしょうか。入園の頃と全く同じでしょうか。
おそらく当時と比べると、随分成長したなと思えることがあるのではないでしょうか。
入園当初は、それまでに経験したことの無い新しい環境に身をおいて、お子さんもお母さんも神経を遣い、
緊張し、不安になることもあったことでしょう。
でも、少しずつお子さんは彼なりのペースで彼の内にある力や可能性を発揮しながら新しい生活に
慣れていったのではないでしょうか。自分を支えてくれる"僕の安全基地(家庭)"があることを感じ
ながら……。

―― 幼稚園という社会に出て友達や先生とのかかわりの中で、彼は家庭では味わえない楽しい
ことやちょっぴり嫌なことなど、様々な体験をして家に帰ってくる。そして家族とおしゃべりをし、
食事をし、お風呂に入り、ぐっすり眠り、その日の疲れをとる。泣いたり笑ったり怒ったりすねたり
甘えたり…ありのままの自分を安心して出せるそんな"安全基地(家庭)"に守られて、また一歩、
彼は明日という新しい世界に踏み出していく――
小学校入学がスムーズにいくかという心配に縛られて、もしお母さんが毎日不安な気持ちや表情で
いたら、お子さんも今日という一日を安心して思う存分生きられなくなってしまうでしょう。
甘えてくる時は十分甘えさせ、これくらいは大丈夫と思える時は笑顔で背中をぽんと押してやると
いった具合に、お子さんの様子を見守りながら、"安全基地(家庭)"でこころの栄養を貯金が出来る
ように、ご家族みんなで今という時期をゆっくり味わうようにしてみてはいかがでしょうか。
小学校への入学が近くなったら、入学準備をしながら学校のことを話題にすることでしょう。
おしゃべりの中で彼が"小学校ってなんだか楽しそうだな"とワクワクする気持ちをイメージできたなら、
小学校という新しい世界への扉もそれほど恐がらずに開けることができるのではないでしょうか。
将来の新しい世界を楽しみに想い描けるこころの鍵は今日一日の生活の中にあると思います。